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2012年8月 9日 (木)

団扇海老構造図(其の壱)

生き物で作品(絵や紙造形)をする時に、いい資料を探すのに苦労します。
実物を手元に置き、それを見ながら作成するのがベストなのですが、現実には難しいことが多いです。世の中には同定の為の資料はあるが、造形の為の資料はほとんどありません。(鳥に関しては、バードカービングの図面が見つかることがあります。)
ということで、ウチワエビの造形資料を意識してスケッチをしてみました。

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1 頭胸甲(スケールが1cm)
   ウチワエビの団扇の部分の上3分の1は第二触角なので、頭と胸をおおう頭胸甲は上のスケッチの部分になります。前の部分には触角がつく穴が2組、目の入るへこみが1組あります。頭胸甲の横の部分は大きくつばさのように張り出し、大きな切れ目が1ヶ所あり、その縁には多数の切れ込みがありのこぎり状になっています。断面はひれの短いエイのような形をしています。また多数の毛が切れ込みにそって生えています。

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2  触覚と目(スケールが1cm)
    団扇の部分の上3分の1は第2触覚(イセエビでは、太くて長い方の触覚)でできています。この部分は4つの体節よりできています。他のエビの第2触角はかなり動くようですが、ウチワエビの場合は可動域は少なく、周りの状況を探る本来の役割はあまり果たしていないように感じます。
第1触角は普通の先が2つに分かれた形をしています。目はしっかりとしており、根元の部分もかなり太い感じです。

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