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2008年9月 6日 (土)

あこがれの絵師4

Sakamakigai
サカマキガイ(殻)

3mm
使用画材 水彩絵の具 鉛筆

※クリックで拡大します。

   昔から気になっていた絵師に、エルンスト・ヘッケルがいます。100年ほど前のドイツの生物学者ですが、美しく不思議な感じのする絵を多数残しています。この人の名前を知ったのは、この数年のことですが、彼の作品にはずいぶん昔から引かれています。
大学生の頃、大阪の梅田の紀伊国屋書店によく行きました。紀伊国屋の奥の方に洋書のコーナーがあり、そこで大判で外国のイラストや写真のがのっているDoverBooksの本を見るのが好きでした。ある日、その洋書のコーナーで妙に気になる本を見つけ購入しました。その本は不思議で美しい形のプランクトンや、コウモリの顔のアップなどが描かれており大変印象に残っています。いつの間にか、なくしてしまったのですが、後日にその本がヘッケルの「自然の芸術造形」だと知りました。次のアドレスで見られます。

    http://www.biologie.uni-hamburg.de/b-online/haeckel/natur.html
もう一つ印象的な絵は小さい頃に見た図鑑や、学生時代の教科書に載っていた図で、色々な動物の胚(胎児)の絵が並んでおり、すべてのセキツイ動物の胚は最初は魚の形をしているという図です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Haeckel_drawings.jpg
この図の胎児は故意にゆがめられて描かれており、そのことはヘッケル自身も認めているにも関わらずの、100年後の日本でもまだ使われているという不思議な図です。

サカマキガイは淡水にいる巻き貝で、殻が多くの巻き貝と逆の向きに巻いているのでその名前がついたようです。スケッチした貝殻は水槽の泥の中に埋もれていた3mm位の小さなものでした。下から光をあてて顕微鏡で覗くと、貝殻の内部の構造まで見えて美しかったです。

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コメント

 ヘッケルさんの本,無くしてしまわれたなんて,残念ですね.わたしも荒俣宏さんの,『世界大博物学図鑑 別巻2 海棲無脊椎動物』を,随分捜した挙げ句,古本屋さんにリクエストをかけて,ようやく手に入れました.やはりヘッケルさんの絵が,たいそうお気に入りです.

 ところで,鳥学会,きしわだ自然友の会の方がいらしていたのか,チリモンや資料館のちらしが置いてありましたよ.今度大阪へ行くときは,ぜひ資料館へ行ってみたいと思います.

 それからまた調子に乗って?お知らせです.今度知人がやる展覧会
「カラクリンの原点は境の風」,
もしよろしければ,わたしの代わりに観に行ってみてくださいね.シーラカンスなど,お魚のプロペラやひれがゆっくりと小さなモーターで動く,影がとても素敵な造形物です.流石にわたしは,行けそうにありません・・・.
http://www6.ocn.ne.jp/~karakrin/sakainokazewebsite.html

おふる様
ヘッケルさんの怪しげな絵はイイですよね。普通の生物学にサーカスの怪しさを混ぜたような感じがして好きです。
実はシーラカンス好きで、以前に木彫りのシーラカンスを作ったことがあります。「カラクリン」のページ見ました。表紙の「シーラカンスのからくり」にやられてしまいました。実物が見たくなりました。

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