フォトアルバム

« 2007年6月 | メイン | 2007年8月 »

2007年7月

2007年7月31日 (火)

はっけよい

Zjo04l9u アワダチソウグンバイ


4.5mm
使用画材
透明水彩
ピグマ

←クリックで拡大します。


グンバイムシはカメムシ目カメムシ亜科グンバイムシ科の虫である。相撲の行司がもっている軍配に形が似ているのでその名前がついたらしい。このアワダチソウグンバイは、この近辺ではどこにでもいる普通種であるが、図鑑に載っていなかった。調べてみると2000年8月に兵庫県西宮市で初めて進入が確認された外来種の虫であるらしい。近畿・中国・四国・東海地方では普通の虫であるが、日本全国にいる虫ではないらしい。
とにかくこのグンバイムシは奈良や大阪ではよく見られるが体長が5mmに満たない小さな虫なので多くの人が姿を知らないと思われる。(私も最近まで知りませんでした。)とにかく派手な外見をしている。

アワダチソウグンバイの外見の特徴
I2rifalo ・中が空洞になっているアメフトのヘルメットみたいなものと、派手な肩当てが胸部についています。
・羽は腹部がちょうどはいるように凸凹がついています。
・羽、ヘルメット・肩当ては網目模様になっており中央部は透明になっている部分が多い。
・羽、ヘルメット、肩当てのあちらこちらに棘が生えています。

しかしその派手な外見とは裏腹に、中に隠れている虫の本体は黒っぽくて平べったい地味な虫であった。すこしがっかりしてしまった。

2007年7月25日 (水)

あこがれの絵師

1ed8sawy ゾエア


約4mm
使用画材
鉛筆

←クリックで拡大します。


昔、Be-palという雑誌を読んでいたころ、とても好きだったコラムがありました。「カマゲッチョ先生のフィールドノート」という記事で、カマゲッチョこと盛口満氏が色々な生物のことを自筆のスケッチと共に載せていたものです。毎月色々な生物について取り上げられ、とにかくスケッチがすばらしく、記事全体から盛口氏自身が生物を楽しんでいる様子が感じられ、毎月楽しみにしていたものでした。
このブログで取り上げさせていただいたクマムシやウオノエ(タイノエ)は最初に「カマゲッチョ先生のフィールドノート」で読んで知り、何年も気になっていた生物です。その後Be-palは読まなくなりましたが、盛口氏の本を色々と読ませていただきました。盛口氏にジャンルにとらわれないで色々な生物を楽しむことを教えていただきスケッチの楽しさに気づかせていただいたように思います。

今回のスケッチは記事には関係ないのですが「ゾエア」の鉛筆画です。少しワイルドに描けたように思います。

2007年7月20日 (金)

不思議な顔です

Efnurrfp ヒラツノモエビ?

14mm
使用画材
透明水彩
ピグマ

←クリックで拡大します。


「カネ上」さんのチリメンジャコに入っていたエビです。取り出してすぐに眼についたのは額角です。縁がギザギザの葉っぱのような形をしています。非常に特徴的な形ですからすぐに種名はわかると思いましたが、図書館に行って図鑑(大型甲殻類図鑑)の図版を調べても似ているエビは載っていませんでした。その後解説ページを眺めているとヒラツノモエビのスケッチを発見しました。次の図はそのスケッチをデフォルメしてまねしたものです。
Rteqemv2 ※ヒラツノモエビは雄と雌の額角の形が大きくちがい、雄の額角はバターナイフ状のものでした。

どうも、ヒラツノモエビの雌のようです。他の図鑑には雄の図版が載っていたので、それを見てもこのスケッチのエビと同種なのはわからなかったのです。ちなみにヒラツノモエビはぼうずコンニャクさんの市場魚貝類図鑑(http://www.zukan-bouz.com/mokuji.html)によると「物知り度:これをしっていれば学者」となっており、結構レアモンかなと思います。
ニワトリ・ライオン・マガモなど雄の方が派手で目立つ動物は多いですが、ヒラツノモエビの場合、雌の方が圧倒的に派手な顔つきだと思います。でも「食事にはこの額角はじゃまかな」とも思います。

2007年7月13日 (金)

怪奇大作戦

Yb6z1fyj ワレカラ

9mm
使用画材
透明水彩
ピグマ

←クリックで拡大します。



「カネ上」さんのチリメンジャコに入っていたワレカラです。きしわだ自然友の会さんのチリモン図鑑(http://k-tomo.web.infoseek.co.jp/chirimon/chirimonzukan.htm)に載っていたワレカラの写真はかなり絡まった状態ですし、森のどんぐりやさんもワレカラをほぐすのに大変だったと書いてられましたが、このワレカラはほぼスケッチの状態で出てきました。そのため、見てすぐにワレカラとわかりました。図鑑などで調べると体の後ろの方には3対の足があるそうですが、このワレカラは3本しかありません。また中央あたりの節に鰓がついている筈ですがそれもありません。しかしながら上半身はかなりいい状態でした。まず注目すべきは顔です。頭に小さな角があり、顔つきは少し怖いです。また眼の前あたりには2対の非常にながい触角があり、顎の部分には小さな手(顎脚)が付いています。エビやカニにも顎脚はついていますが、あくまで食事用といった感じのものですが、ワレカラの顎脚はかぎ爪が付いていて食事以外の用途がありそうです。体は細長く、英名は骨エビ(skeleton shrimp)と、みたままズバリです。手足にもかぎ爪が付いていて、ホンダワラやアマモにしがみつきやすくなっています。
生きているときは背筋も伸びているのでしょうが、このワレカラは猫背でいかにも恐ろしげです。もし、こいつが9mmでなくて、1mもあれば夜の海では絶対に出会いたくないです。
なお、ワレカラとヨコエビは近い仲間だそうです。6月8日のヨコエビのスケッチと比べると顔つきがなんとなく似ています。


2007年7月 6日 (金)

小さいけど大人です

Cghmycsu コシオリエビ

15mm

使用画材
透明水彩
ピグマ

←クリックで拡大します。



6月の初め頃、「カネ上」さんのチリメンジャコに入っていました。小さいながらも楕円形の胴体と長いはさみのついた手(足?)を持ち、ジブリのアニメに出てくる未来の乗り物みたいです。図鑑などを調べてみると、おそらくトウヨウコシオリエビだと思います。この仲間はエビよりもヤドカリやカニダマシ(ゾエアがカッコイイです。)やタラバガニに近い仲間です。腹部が甲の下面に折りたたまれているのでカニのようにも見えます(茶色の部分)。甲に10本ぐらいの横しわがあり、短毛が生えています。見た目は小さいですが、図鑑には甲長4.5mmと書いてあるので、このコシオリエビはほぼ大人だと思います。
「コシオリエビ」の名前は森のどんぐり屋さんに教えていただきました。ありがとうございます。


最近の写真

  • 130901torikera_kao
  • 130901torikera_ashi
  • 130901torikera_ketu
  • 130901torikera_ue
  • 130901torikera_3
  • 130901torikera_2
  • 130901torikera
  • 130731dou
  • 130731000higashi